―依頼者に向いた仕事をするための事務所なのですね。最後に、田中先生におうかがいします。今後の方向性はどのようにしていきたいとお考えでしょうか。
田中 これからの弁護士に何が求められるのか考えたとき、法律の専門家として専門性を高める必要があると感じました。専門性といっても、法律だけを知っていても役に立たないと思います。法知識をベースにして、たとえば建築分野ならば建築訴訟に勝てるだけではなく、建築基準法、政令、省令、条例、指導は当然把握していて、さらに建物の構造、耐久性、素材の違いなど技術の基本的なことをきちんと理解し、業界の動向、業界を取り巻く経済環境、今後の見通しなどに対する深い理解があって、建築の専門家と思います。私の場合、知的財産権や企業経営支援の分野がそれに当たります。
そういう専門を深めていきながら...(⇒つづきを読む)
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