21日、福岡県は、同県内初となる羊の感染症「スクレイピー(伝達性海綿状脳症)」が終息したと発表した。
同感染症は、福岡市南区の「も~も~らんど油山牧場」で、3月31日に死亡した綿羊から確認された。県によると、感染していた雄と交配した雌7匹、子10匹に感染の疑いはないという。また、調査結果により、隔離されていた綿羊43匹と山羊14匹の隔離措置は解除された。
対象となった綿羊と山羊は、動物とのふれあいを目的として飼育されており、同牧場は22日から再開するという。
なお、スクレイピーは人に感染することはない。
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