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無灯火の車が増える関門トンネル~西日本高速道路の回答
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2011年4月26日 07:00

 22日、記事「リフレッシュした関門トンネル~無灯火の車が増える」を掲載するにあたって、西日本高速道路(株)(NEXCO)の九州支社下関管理事務所に対し、電話取材を行なった。それによって、下記の回答「関門トンネルに関するご意見について」が得られたので紹介する。

■関門トンネルに関するご意見について(引用)
(前文省略)
関門トンネルを通行する際のライトの点灯ですが、確かに何割かのお客様におかれましては、無灯火もしくは尾灯のみで通行されております。道路交通法では、視界が50m以上であれば違反になることは無く(当該トンネルは視界50 m以上)罰せられることはありません。また、関門トンネルの照明においては、適正な明るさで管理されておりますが、事故を未然に防ぐためには、お客様のご意見をいただきましたように点灯することが大事だと思われます。NEXCOとして今後は、看板などを設置するなどの方法によりお客様に対して注意喚起を行なうべく対策を講じる所存でございます。
(以下省略)

 九州と本州を結ぶ大動脈の関門橋と関門トンネルを合わせた通行量は約6万5,000台/日であり、そのうち関門トンネルの平日の通行量は約3万4,000台といわれている。
関門橋が片側3車線なのに、関門トンネルは片側1車線にも拘わらず1日の平均通行量の半分以上を占め、その役割は大きい。北九州市と下関市を結ぶ大動脈である。

 一方、3月11日に発生した東日本大震災は、被災者の人命救助および救援物資の輸送にとって道路網の整備がいかに大切であるかを証明した。そのため、無灯火の車の増加による事故の未然防止策として「点灯せよ」の看板などの設置をNEXCOに提言した。

 今回、取材を通じての感想としては、かつての日本道路公団と違ったNEXCOの対応の早さに驚くとともに、同組織が確実に民営化の道を歩んでいるという印象を強くした。

【北山 譲】

関門トンネルに関するご意見について

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