27日、(株)福岡中央銀行(本社:福岡市中央区、末松 修頭取)は「その他有価証券」に区分される保有有価証券のうち、時価および純資産額が著しく下落し回復の見込みがないものについて、11年3月期において減損処理による有価証券評価損を計上すると発表した。
また同時に、10年11月12日に公表した11年3月期 通期(10年4月1日~11年3月31日)の業績予想を修正すると発表した。
■11年3月期における有価証券評価損
(A)11年3月期 第4四半期会計期間(11年1月1日~3月31日)の
有価証券評価損の総額(=イ-ロ) ▲2億5,400万円
(イ)11年3月期(10年4月1日~11年3月31日)の有価証券評価損の総額
1億1,000万円
(ロ)直前四半期(11年3月期 第3四半期)累計期間
(10年4月1日~10年12月31日)の有価証券評価損の総額 3億6,400万円
<純資産額・経常利益額・当期純利益額に対する割合>
(B)10年3月期末の純資産額 187億3,800万円
(A/B×100) ▲1.3%
(イ/B×100) 0.5%
(C)10年3月期の経常利益額 5億3,800万円
(A/C×100) ▲47.2%
(イ/C×100) 20.4%
(D)10年3月期の当期純利益額 2億5,900万円
(A/D×100) ▲98.0%
(イ/D×100) 42.4%
■11年3月期 通期 業績予想の修正(10年4月1日~11年3月31日)
修正の理由について、与信関係費用の発生が当初予想を下回る見込みとなったためとしている。
【経常収益】
前回発表予想:104億円
今回修正予想:105億7,700万円
増減額:1億7,700万円
【経常利益】
前回発表予想:6億円
今回修正予想:8億5,000万円
増減額:2億5,000万円
【当期純利益】
前回発表予想:3億円
今回修正予想:4億6,700万円
増減額:1億6,700万円
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