26日、大分県由布市とイオン（株）が、地域貢献連携協定を締結した。由布市は、大分県のほぼ中央に位置し、2005年、大分郡挾間町・庄内町・湯布院町が新設合併して発足した、温泉地として名高い由布院温泉を擁する観光都市である。

　今回の協定は、由布市の活性化、市民サービスの向上に協働して取り組むことを目的とし、電子マネー「WAON」の活用や地産地消・県産品の販路拡大、環境保全、観光振興など11項目についての取り組みをすすめる。

　本協定を機に、2010年10月に湯布院温泉旅館組合と提携し発行した地域WAONカードの「ゆふいん湯歩WAON」の利用金額の一部を、由布市の「由布市みらいふるさと基金」に寄付し、由布市の自然環境保全活動に役立てる。

　地域カードの基本的な機能は通常の「WAONカード」と同一である。九州エリアでは福岡・熊本限定のぐるっとWAON、おおむた大蛇山WAON、熊本限定の阿蘇千年の草原WAON、沖縄限定の首里城WAONがある。

　これまで以上に協力して国内外のイオンショッピングセンターなどにおいて由布市の特産品の販売や観光PRに取り組む予定。

＜ゆふいん湯歩WAONの概要＞

サービス開始： 10年10月22日

カード販売場所：由布院温泉旅館組合加盟の旅館など約100カ所　
（大分県内のイオンやホームワイド、マックスバリュなど36店舗で販を開始、順次九州各県のイオンの店舗へ拡大）

由布院の加盟店：旅館・飲食店・お土産店など30カ所（加盟店は順次拡大）

入金可能金額： 50,000円（一度の入金は29,000円）

▼関連リンク
大分県由布市とイオン（株）との地域貢献連携協定について

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