28日、西部瓦斯(株)(本社:福岡市博多区、田中 優次社長)は11年3月期 決算(連結)を発表した。
当連結会計年度の売上高は前期比6.1%増の1,628億4,200万円、経常利益は同比4.8%減の79億4,900万円、当期純利益は同比13.8%増の46億9,400万円となった。
売上高については、大口需要の稼働増加によるガス販売量の増加や原料費調整制度に基づくガス料金単価の上方調整の影響などによりガス売上が増加したことに加え、連結子会社においてもLPG売上が増加したことから増収となった。
一方、費用面については為替が円高で推移したものの、原油価格の高騰などによる都市ガス原材料費の増加およびLPG仕入価格の上昇に加え、都市ガスおよびLPG販売量の増加にともない原料使用量が増加したことなどによって、売上原価が大幅に増加した。
次期の見通しについては、売上高は8.7%増の1,770億円、経常利益は56.0%減の35億円、当期純利益は57.4%減の20億円としている。
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