7日、みんなの党の渡辺喜美代表は、JR博多駅前で、福岡県議選および福岡市議選における同党の公認・推薦の立候補者12名を集結させ、街頭演説を行なった。
演説のなかで渡辺氏は、「民間のやるべきこと、地方にまかせるべきことを、霞ヶ関が官僚ネットワークを通じて奴隷制のように支配し続けている。これが歪みの構造だ」と、党のアジェンダである地域主権を主張。
同党は、「増税の前にやるべきことがある!」と、行財政改革を政策課題に掲げている。渡辺氏は、東日本大震災の政府対応について、菅総理と自民党・谷垣総裁が、増税について話し合ったこと、各省庁の官僚が"なわばり意識"を被災地の復興政策に持ち込み、その結果、増税につながるなどの批判を繰り出し、聴衆に同党への支持を訴えた。
なお、同党関係者によると、きょう(8日)、江田憲司幹事長が福岡入り。春日市および福岡市の各区で街頭活動を行なう予定。
【山下 康太】