<10年後の在宅患者数 約170万人に>
2055年には、2人に1人が高齢者の時代になる。2011年の年間死亡者数は120万人、38年には166万人の死亡者になる見通しだ。現在、病院で入院患者の8割が亡くなっている。これからは病床が少なくなり、病院では死ねない時代に。がん患者は、93%が病院で亡くなっていると言われる。
ちなみにオランダでは、病院での死亡者は約3割。我が国でも10年後の在宅医療患者は約170万人になると言われており、「自宅では療養、病院では治療」という時代になる。
薬剤師は患者・生活者の満足度向上のために、単に薬を調剤するだけでなく、体調やそのときの気持を理解したうえで服薬や日常生活のアドバイスをする必要がある。そのため、疾病や薬に関する知識はもちろんのこと、食事や運動に関する知識が薬剤師には求められる。もちろん栄養面での管理・サポートもこれから重要になる。知識だけでなく、知識を患者一人ひとりのために役立つ知恵に変えたアドバイスが欠かせない。そのためには、医療や薬の知識だけではなく、患者・生活者とのコミュニケーション能力も問われる...(⇒つづきを読む)
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