ゴールデンウィーク中の福岡市最大のイベント「博多どんたく港まつり」は、盛況のうちに幕を閉じた。主催者である「福岡市民の祭り振興会」によると、メインイベントであるどんたく隊のパレードが行なわれた5月3日、4日の2日間で、市内34カ所の演舞台などを含めて約230万人の人出があったという。
今年で第50回を迎える同イベントは、戦後復興を祈願して再開された歴史を持つ。今年のテーマは東日本大震災を受けて「がんばろう!!日本」とした。4日のフィナーレは、見物客も参加する「総おどり」で幕を閉じ、観光客もしゃもじを持って、踊りの輪のなかに入っていった。例年、どんたくの開催時には雨が降ることが多いが、今年は昨年に引き続き、天気に恵まれた。また、今春の九州新幹線開通の影響で、見物客の増加につながったとも言われている。
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