6日、(株)システムソフト(本社:福岡市中央区、吉尾 春樹社長)は11年9月期 第2四半期 決算(非連結)および11年2月16日に公表した業績予想の修正を発表した。
■11年9月期 第2四半期 決算(非連結)
当第2四半期累計期間の売上高は前年同四半期比8.6%減の5億1,900万円、経常利益は同比97.8%減の0万円、四半期純利益は同比30.9%減の1,400万円となった。
11年2月に福岡県福津市に所有していた遊休地の売却を行ない、1,700万円の特別利益を計上している。
売上において、通信関連のシステム開発については従来からの研究分野において安定した受注を確保したものの、前年は1月~3月にスポット案件の売上計上が集中したため、同分野の売上高は前年同四半期と比べ7,400万円減少した。
不動産関連については、親会社である(株)アパマンショップホールディングスのグループ会社向けシステム開発において、近年は基幹システムの開発が一段落したことから運用・保守段階だったものの、前事業年度の後半より「賃貸情報サイト」再構築案件へ参画したことにより、同分野の売上高は前年同四半期に比べ5,100万円増加した。
生活インフラ関連については一部の案件の検収が第3四半期以降にずれ込み、当初見込んだ売上高を下回ったものの、新規案件への参画や既存案件への増員により、同分野の売上高は前年同四半期に比べ1,300万円増加した。
その他の分野については、総合電機メーカーへの常駐案件が前事業年度に終了した影響(前年同四半期の売上高は1,600万円)などによる減少があったとしている。
利益面においては、販売費および一般管理費は前年同四半期を下回ったものの、一部において赤字案件や利益率の低い案件が発生したとしている。
■11年9月期 第2四半期(累計)個別業績予想数値の修正
(10年10月1日~11年3月31日)
修正の理由について、一部の案件の検収が第3四半期以降にずれ込んだことなどにより売上高が減少したことや、利益率の低い案件が発生したことなどにより、前回発表予想を下回ったためとしている。
なお通期業績予想については、検収時期が第2四半期から変更になった案件の売上が今後計上される予定であることに加え、プロジェクト管理の強化による原価の圧縮や販管費の削減を引き続き行なうことにより収益目標を達成できる見込みのため、前回発表予想から変更はないとしている。
【売上高】
前回発表予想:5億6,000万円
今回修正予想:5億1,900万円
増減額:▲4,100万円
【営業利益】
前回発表予想:1,500万円
今回修正予想:100万円
増減額:▲1,400万円
【経常利益】
前回発表予想:600万円
今回修正予想:0万円
増減額:▲600万円
【当期純利益】
前回発表予想:2,000万円
今回修正予想:1,400万円
増減額:▲600万円
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