10日、統合幕僚監部は、5月5日、日本近海を航行するロシア海軍の艦艇を確認したことを発表した。同発表によると、同日午前11時頃、上対馬の東約45kmの海域をロシア海軍のウダロイI級ミサイル駆逐艦1隻およびバクラザン級救難曳船1隻が南西進。海上自衛隊第13護衛隊所属の護衛艦「いそゆき」(佐世保)が確認した。当該艦艇は、その後、対馬海峡を南下した。
同日午後11時頃には、宗谷岬の西約170kmの海域を北東進するロシア海軍のデルタIII級弾道ミサイル原子力潜水艦1隻およびイングル級救難曳船1隻を、海上自衛隊第2航空群所属の「P-3C」が確認した。その後、当該艦艇は宗谷海峡を東航した。
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