11日、(株)十八銀行(本社:長崎市、宮脇 雅俊頭取)は11年3月期 決算(連結)を発表した。
当連結会計年度の経常収益は前連結会計年度比6.4%減の529億8,800万円、経常利益は同比6.5%減の76億1,700万円、当期純利益は同比17.2%増の68億6,700万円となった。
十八銀行単体では、経常収益は利回り低下による貸出金利息の減少などにより前年同期比37億1,400万円減の457億4,900万円、経常利益は66億900万円、当期純利益は70億3,200万円となった。
銀行本来の収益をあらわすコア業務純益(一般貸倒引当金繰入前の業務純益から国債等債券損益を控除)は、前年同期比5億2,000万円減少し110億9,000万円。金融再生法開示債権残高は企業支援への取組みと不良債権の最終処理、部分直接償却の実施などにより前年度末比93億6,000万円減少し、477億6,200万円となった。
なお、11年度通期の業績については連結ベースで経常収益500億円、経常利益65億円、当期純利益40億円、単体ベースで経常収益430億円、経常利益65億円、当期純利益40億円をそれぞれ見込むとしている。
また不良債権処理費用は、通期で30億円を予想するとしている。
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