13日、西日本最大の日本語学校、西日本国際教育学院で入学式が行なわれた。
学院の本校舎で行なわれた入学式には、中国人35人、ベトナム人26人、ネパール人20人、韓国人4人の合計85人が出席、宮田道郎理事長は「日本のいろいろなことを知り、ルールを守ってほしい。さまざまなチャレンジをしていくなかで、困難にぶつかったとしても自分はひとりじゃないということを覚えておいてほしい」と新入生にエールを送った。新入生代表の中国人学生ショウリリさんは「地震があり地元の人にも入学を反対されたが、私は日本語を勉強して大学に入り、将来の夢をかなえたい」と決意の言葉を述べた。
西日本国際教育学院は例年、4月下旬に入学式を行なっているが、今年は東日本大震災の影響で、学生の入国手続きが遅れたため、約2週間遅れの入学式となった。
晴れて入学した学生は最長で2年間、学院で日本語だけでなく、日本文化について学ぶことになる。
西日本国際教育学院は来春、学校法人化し、日本語を学んだ学生を社会に送り出すまでをサポートできる体制の構築を目指している。
【杉本 尚大】
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら