15日、国際協力NGOフリーピース(福岡市博多区)は、東日本大震災の被災地へ、被災者支援活動を行なうため出発した。16日、宮城復興センターなどへ支援物資を届けた後、現地ボランティアとともに支援活動を行なう。
同NGOボランティアの一行には、福岡市の中小企業経営者4名も参加。そのなかのひとり、宗像市の建設会社(株)ふれあい創建の安部芳英社長は、「ニュージランドの地震を受けて子どもたちへ地震教育を行なっていたところ、東日本大震災が発生し、たいへんなショックを受けた。その後、地震災害の多いパナマ共和国にいる友人から、同国の子どもたち300人の応援メッセージ動画が届いた。被災者の皆さまへ、この動画を届けたい」と語った。安部社長は、宗像市で青少年教育や婚活事業などの地域活動を行なっている。
このほか、同NGOとともに被災地の支援活動に向かったのは、飲食店経営・MLHグループの土屋英博社長、HP制作・(株)ハコブネの森淳社長、リサイクル業・(株)東盛の甘英煌取締役ら。被災地では、今後の支援活動を検討する上での視察も行なわれる。
【山下 康太】
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