14日、「マウンテンハウス」ブランドで戸建住宅建設を展開する山元建設(株)(本社:福岡県遠賀郡芦屋町、山元彪之介代表)を中心に結成された東日本大震災の被災地支援チームによるチャリティー企画「東北災害復興食堂あしや店」が福岡県遠賀郡芦屋町で開催された。天候にも恵まれ、用意した250食分のスープカレーは完売した。
第二部では、山元代表らが4月に被災地を訪れた際に撮影した写真をスライドショーにし、ありのままの被災地の現状を説明した。そして、宮城県への支援活動に参加した2名、同県石巻市出身者、そしてかつて同県東松島市に在住していた人々が、被災地の状況や故郷への想いを語った。メディアでは伝えていない被災地の状況に、多くの参加者は熱心に聞き入っていた。
山元代表によれば、今回集まった義援金は全額、宮城県の石巻ボランティアセンターへ支援物資とともに贈られるという。また、支援活動は今回限りではなく、今後も継続して実施していく考えだ。今回の「東北災害復興食堂」は月1回行なっていく予定。
現在、復興には10年以上かかるともいわれている。一過性のものではなく、長期的な支援が必要になってくる。決して無理をしない支援の方法が問われている。
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