17日、(株)ヒガシマル(本社:鹿児島県日置市、東 紘一郎社長)は11年3月期 決算(連結)を発表した。
当期の売上高は前期比2.6%増の84億700万円、経常利益は同比64.6%減の8,700万円、当期純利益は同比27.6%減の6,100万円となった。
1月24日に動物性プランクトン用栄養強化剤および海面養殖のための稚魚生産を手掛けるマリンテック(株)の株式を取得している。
売上高については、エビ用配合飼料が伸びたことなどにより増収となった。一方、経常利益においては物品売却益は増加したものの、ベトナムドン安による為替差損の増加により減益となった。
当期純利益については、マリンテックの子会社化に伴う負ののれん発生益を計上したものの、原料高と為替差損によりHIGASHIMARU VIETNAM CO.,LTDの業績が悪化したことに伴い減損損失を計上したこと、当連結会計年度から「資産除去債務に関する会計基準」および「資産除去債務に関する会計基準の適用指針」を適用したことに伴う影響額1,200万円を計上したことなどにより、減益となったとしている。
次期の連結業績については売上高は86億5,500万円、営業利益は6,300万円、経常利益は5,600万円、当期純利益は1,300万円を見込むとしている。
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