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JAF 救援依頼者向け安全ベストを導入
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2011年5月18日 08:00

 JAF 福岡支部(長島 健博支部長)は、高速道路および交通量の多い一般道路などでの救援作業時、救援依頼者に高視認性安全服(安全ベスト)を着用してもらうサービスを開始した。

JAFで導入された安全ベスト これは、安全ベスト着用により作業待機中の救援依頼者の視認性を高め、追突や前方不注意などの事故防止および安全確保を図ることを目的としたもの。安全管理意識の高いヨーロッパ(※)の規格EN471に適合した、昼夜を問わず高い視認性を発揮するベストを採用。従来から高速道路にて実施している安全対策「追突事故などの防止を目的とした"後方警戒車の配備"」につづき、導入される。

 10年全国の高速道路などにおける事故は12,200件で2年連続増加傾向にあり、その約70%を追突事故が占めている(警察庁発表)。福岡県内でも09年に508件発生、そのうち追突事故が約66%を占め(福岡県警察『交通事故統計』より)、その原因として前方左右安全不確認(いわゆる脇見運転)による事故が最も多く発生している。
 この状況を踏まえ、JAFでは安全ベストを導入したとしている。

※安全管理意識の高いヨーロッパ
 ヨーロッパでは、非常用停止表示板(三角表示板)とあわせて自動車へ常備・搭載することが法律で義務化されている国があるなど、高視認性衣類は重要な位置づけがなされており、EN471をはじめ統一規格(欧州工業品規格)も定められている。

 安全ベストの効果など、詳しくはこちら


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