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スーパー大栄 11年3月期 決算(非連結)と業績予想の修正
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2011年5月19日 07:00

 18日、(株)スーパー大栄(本社:北九州市八幡西区、中山 勝彦社長)は11年3月期 決算(非連結)と業績予想の修正を発表した。

■11年3月期 決算(非連結)

 当事業年度の売上高は前期比5.2%減の272億7,000万円、経常損失は8,400万円(前期は1億2,300万円の経常利益)、当期純損失は1億4,700万円(前期は3億3,100万円の当期純損失)となった。
 当期純損益は固定資産除去損などの特別損失1億1,200万円ならびに法人税等調整額▲6,400万円ほかを計上している。

 例年にない異常気象と長引く消費不況で集客力が低下し、売上高は予想を大幅に下回った。利益面についても、不採算店舗の整理や業態変更費用を一挙に処理したため予想を下回ったとしている。

 店舗展開については、SM(スーパーマーケット)事業部では10年6月に国分店を改装。一方で吉塚店を10年9月に、高江店を10年12月に、バーニュ半道橋店を11年3月に閉鎖している。また、手狭になった配送センターを拡張するため、10年12月に北湊店を閉鎖し配送センターへと変更している。
 鮮ど市場事業部では、10年10月にSM店舗である稲築店を「鮮ど市場稲築店」へ業態変更した。
 サンディ事業部では、10年9月にSM店舗である大橋店を「ディスカウントストアサンディ行橋店」へ、10年11月に筥松店を「ディスカウントストアサンディ筥松店」へそれぞれ業態変更した。

 なお、鮮ど市場については(株)鮮どコンサルジャパンと3月31日付けで加盟店契約を解除したため、6月から屋号を生鮮ディスカウント「フレッシュ8」へと改称するとしている。

 次期の見通しについては売上高273億円、営業利益1億4,000万円、経常利益1億円、当期純利益1億円を見込むとしている。

■業績予想の修正

 修正の理由について、昨年の夏の記録的な猛暑の影響で青果、鮮魚とも品不足と価格高騰で、生鮮比率の高い鮮ど市場が大打撃を受けたため。また利益面において、業態変更に係る開店費用や、不採算店舗の閉鎖に伴う固定資産除却損などを一挙に処理したためとしている。

◇11年3月期 通期個別業績予想数値の修正(10年4月1日~11年3月31日)

【売上高】
 前回発表予想:293億円
 今回修正予想:272億7,000万円
 増減額:▲20億2,900万円

【営業利益】
 前回発表予想:▲2,000万円
 今回修正予想:▲4,600万円
 増減額:▲2,600万円

【経常利益】
 前回発表予想:▲6,000万円
 今回修正予想:▲8,400万円
 増減額:▲2,400万円

【当期純利益】
 前回発表予想:▲1億円
 今回修正予想:▲1億4,700万円
 増減額:▲4,700万円


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