九州旅客鉄道(株)(本社:福岡市博多区博多駅前、唐池 恒二社長)は、熊本~宇土~三角間で観光列車を導入することを発表した。車両は2両編成で、全席指定で定員84名となる。車内にはバーカウンターを設置し、大人の乗客を意識した作りとなっている。運転開始は2011年秋の予定。土・日・祝日運転で、冬休み、春休みの期間は毎日運転の予定。熊本~三角間を1日2往復する。同社は南九州地区に、「指宿のたまて箱」(鹿児島中央~指宿)、「SL人吉」(熊本~人吉)、「海幸山幸」(宮崎~南郷)といった他の観光列車も走らせている。九州新幹線全線開業により盛り上がる南九州にまた新たな路線が加わることとなる。
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