15日から、東日本大震災の被災地への支援物資の輸送および視察を行なっていた国際協力NGOフリーピース(本部:福岡市博多区)は18日、本拠地の福岡市へ戻った。訪れた被災地は宮城県本吉郡南三陸町。現地では、宮城復興支援センターに協力し、現地の復興支援活動も行なった。その際、南三陸町の様子を撮影した写真、動画が編集されたうえで公開されている(関連リンク参照)。
今回初めて被災地を視察した同NGOの岩本達夫会長は、「南三陸町を含め、まだまだ復興支援活動が十分行き届いていない被災地は多い。現地のボランティアの方々と連携し、今後も継続して支援活動を行なっていきたい」と語った。
また、同NGOのスタッフとして、今回の活動に参加した本山貴春さん(29)は、「被災地の様子を見て言葉を失った。被災者の方にも何と言っていいのか、かける言葉が見つからなかった」と語った。本山さんは、6月から同NGOを代表して、宮城復興支援センターの協力のもと、被災地における復興支援活動に従事する。
同NGOでは、宮城復興支援センターが現在、急ぎ集めている「仮設住宅引越しセット」への支援活動を開始する予定。同セットは、食器、洗剤、入浴道具など日常生活に必要な物資を集めてバッグにまとめたものである。
<お問い合せ>
国際協力NGOフリーピース
TEL:092-262-2360
▼関連リンク
・国際協力NGOフリーピースHP
・本山貴春さんのHP
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