＜製薬業界からの参入に拍車?!＞

　サプリとはいえ、予防を標榜した医薬品や医薬部外品ということになると、薬事法に則り、製造販売業の許可を得なければならない。現在のままの医薬部外品であれば、販売規制はない。どこのチャネルでも販売はOKだ。しかし、製造に関しては、規制がある。医薬品と同じGMP工場で作るという製造技術規定があり、医薬品を製造している工場で作らなければならない。中小の企業は、比較的対応面で小回りが利く地方の医薬品GMP工場へ委託しないと作れない。それにはコストもかかる。中小の企業にとってはかなりの負担になり、上市できる企業は限られてくる。
　今回の構想が現実のものになると、製薬業界から既に健食・サプリを開発し、販売実績を持っている企業などが、こぞって「予防薬サプリを開発、市場参入して来ることが予想される。「家庭薬メーカーなども、参入してくるのは間違いない」といった声も...（⇒つづきを読む）

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