20日、(株)宮崎銀行（本社：宮崎市、小池 光一頭取）は、国内クレジット制度（※）のソフト支援事業を手懸ける(株)FTカーボン（本社：東京都、富士 昌孝代表）が創設した「宮崎応援カーボンファンド」の第１号案件が組成され、同ファンドを通じて宮崎県へ約23万円の義援金が寄付されることになったと発表した。
　同銀行は「宮崎応援カーボンファンド」に参画している。

※国内クレジット制度
　中小企業等が行うCO2排出削減事業で創出される削減量を「国内クレジット認証委員会」が認証し、大企業等がそれを国内クレジット（排出権）として購入する制度。11年３月末現在で、全国の事業計画案の申請件数は累計870件、事業承認済件数が634件、クレジット認証済件数が306件となっている。

［ファンド名］
　宮崎応援カーボンファンド

［内 容］
　(株)ＦＴカーボンが、宮崎県と鹿児島県内の中小企業などの国内クレジット（排出権）を取りまとめ、一次買い取り。その後、大企業などへ売却した差額を、同社が義援金として宮崎県の復興支援のため同県へ寄付する。

［排出削減事業者（排出権の売り手）］
　持永木材(株)（本社：宮崎県都城市、持永 宏一代表）

［排出権の買い手］
　イズミヤ(株)（本社：大阪市西成区、坂田 俊博代表）

［ソフト支援事業実施機関 宮崎応援カーボンファンド組成者］
　(株)ＦＴカーボン（本社：東京都江東区、富士 昌孝代表）

［その他関連事業者］
　(株)宮崎銀行

［宮崎県への寄付予定金額］
　約23万円（11年６月末までに寄付予定）

▼関連リンク
⇒宮崎銀行　みやぎん

*記事へのご意見はこちら

※記事へのご意見はこちら