内閣不信任案の提出をめぐり、さまざまな情報が飛び交うなか、福岡においても水面下で動きが―。それは総選挙となった場合に備えての候補者選定がほとんどだが、その一方で「風が吹けば桶屋がもうかる」のような事態が発生するともささやかれ始めた。それは"繰り上げ当選"だ。
「もし総選挙となるなら6月だろう」という見方が体勢を占めるが、その場合、4月に行なわれた統一地方選挙から3カ月以内。地方議員が議員を辞職して出馬すれば、その空席を次点で落選した候補者が埋めることになる。以前から国政をねらっている地方議員も少なくはない。"繰り上げ当選"へのプロセスは引用したことわざよりも至ってシンプルだ。
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