2日、マリンメッセ福岡で「福岡インターナショナルギフトショー」が開催された。このギフトショー(東京のビジネスガイド社主催)は「新しい世界との交流"創造と発見!"」をテーマに、福岡市や海外の在福領事館などが後援しているイベントで、今回で7回目となる。海外からは23の国と地域から82社が参加し、国内の会社を含めて235社が出展、トレンド雑貨やアクセサリーをはじめ食品、酒類に至るまで、会場はさながら「世界の物産展」の様相を呈していた。
福岡県が運営するショッピングサイト「よかもん市場」の出店社も出展し、不慣れな店頭説明ながら自社の商品アピールに一生懸命だった。また、「東日本大震災・復興支援コーナー」も設置されており、日本人のみならず外国人の来場者も、会場に設けられた「被災者応援メッセージボート」にひらがなで応援メッセージを記入していたのが印象的だった。
開催初日の2日は、消費財に携わる国内外の卸売、小売業やバイヤーなどの業者が対象となっており、出展社はその道のプロを相手に身振り手振りを交え自社の商品の特徴をていねいに説明していた。こうした商談もさることながら、出展社にとって一番の楽しみは出展社同士の交流のようだ。競合他社の販売方法を学んだり、コラボレーションの話題に花を咲かせたり、各ブースで笑顔の会話がはずんでいた。
日本語、中国語、英語や博多弁、大阪弁などさまざまな言語・方言が飛び交い、大盛況のうちに初日のイベントは終了。主催者によると、ギフトショー3日間の開催期間中、延べ3万3,000人の来場者を見込んでおり、最終日の6月4日には一般消費者への展示即売会も予定されている。
福岡インターナショナルギフトショー2日目の模様は後日、「NET-IBニュース・動画チャンネル」で配信予定。
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