西日本最大規模の日本語学校、西日本国際教育学院の理事長・宮田道郎氏が1日、韓国の大邱カトリック大学校の特任教授に任命され、記念講演をおこなった。
講演に先立って、大邱カトリック大学校関係者から、宮田氏に客員教授への任命委嘱状が手渡された。
今回は、日語日文学科などの学生2年生から4年生まで120人を前に、宮田氏が日本語学校の運営や、日本における留学の現状について、時には笑いを交えながら、日本語で講義した。講演で、宮田氏は、常に問題意識を持って取り組むことが大事で、初志貫徹の精神を貫いてほしいと、学生にエールを送った。将来、日本語教師になりたいという4年生の女子学生は、「留学生の現状を知ることができ、大変楽しい授業だった。ぜひ福岡に行ってみたい」と話した。
大邱市は韓国第3の都市。大邱カトリック大学校は、1914年設立、敷地面積が約100万平方メートルあり、文系理系あわせて13学部を持つ総合大学だ。学生数1万3,000人で、世界19か国の学校と交流協定を結んでいる。
【杉本 尚丈】
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