6日、東日本大震災の復興支援のため官民一体となって取り組む福岡市災害ボランティア「ふくおか元気応援隊」第2期の活動報告会が同市役所で行なわれた。
同隊第2期メンバーは、市民ボランティア26名、市職員10名の計36名で、20代から60代までの男女。5月23日夜に市役所を出発し25日から27日まで宮城県仙台市宮城野区の蒲生・岡田地区で活動した。活動内容は、畑・水路からのヘドロ・瓦礫の撤去、被災地家屋内の清掃、土砂・家財道具の搬出に加えて、第2期では新たに市内2カ所の仮設住宅への寝具や生活用品の搬入を行なったという。
ボランティア代表で市教育委員会 総務部職員課 管理係長の堤 晃司さんは「仮設住宅は津波の被害がなかった住宅地の公園に建てられていた。ヘドロの撤去を行なった蒲生・岡田地区と仮設住宅の間にある建物の壁に津波の高さを示す痕跡が線になって残っていて、ここまで津波が来たことを実感した」と語った。
同報告会を聴講し第4期で参加予定という中央区の赤塚洋介さん(19)は今年入庁したばかりの市職員。「報告を聞いてやる気が高まった。ボランティア経験はないが、20日の出発の日まで情報収集をしていきたい」と語った。
第5期までの募集は締め切られており、第3期は13日に出発の予定。7月25日出発予定の第6期以降は7月上旬に福岡市HPや「がんばろう日本」福岡・九州推進協議会HPで募集される予定。
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