8日、統合幕僚監部は、同日、宮古島の北東100kmの海域で海上自衛隊第2護衛隊群(佐世保)所属の護衛艦が確認した中国海軍艦艇 計8隻の動向などについて発表した。
それによると、8日正午頃、護衛艦「くらま」は、同海域で東シナ海から太平洋へ向けて南東進する中国海軍のゾブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦3隻、ジャンカイⅡ級フリゲート1隻およびドンディアオ級情報収集艦1隻の計5隻を確認した。
また、同日午前0時頃、再び同海域で護衛艦「ちょうかい」が、同じく東シナ海から太平洋へ向けて南東進する中国海軍艦艇 計3隻を発見。内訳は、フーチン級補給艦1隻、ダージャン級潜水艦救難艦1隻およびトゥーヂョン級艦隊航洋曳船1隻。
さらに9日、中国海軍のフリゲート艦3隻が同日午前、沖縄本島と宮古島の間の海域を同じく東シナ海から太平洋に向けて通過したと防衛省が発表。計11隻の中国海軍艦艇が2日間で沖縄近海を通過したのは過去最大規模とされている。
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら