新しい世界との交流"創造と発見!"をテーマに、国内外から235社が出展した福岡インターナショナルギフトショー。
今年は震災の影響で、遠方の国より、近場の中国や韓国からの出展が目立ったという。また、アジアの玄関口・福岡らしく、めったにお目にかかれない世界各国の商材やサービスが目白押しの展示会だった。九州から世界へとつなぐ商材の一部を紹介する。
火を点けるのがもったいないようなキャンドル。このアロマキャンドルは甘党の女性スタッフの手によって開発されたというだけあって繊細で本物のケーキそっくりだ。福岡県八女市に本社があるこの会社では、お茶の本場とあって火を点すとほのかにお茶の香りがする「抹茶キャンドル」も大人気らしい。
工業製品とは別次元の日本の技術がアジアにはばたく。
テレビのドラマでも有名になったインドのカネ―ジャ像。かの市川海老蔵氏も結婚前にカネージャ像を買って、見事に小林真央さんを射止めたという。インドの工芸品をヒルトン福岡シーホークで販売するクマールさん、「ひとりでも多くの人にインド文化の良さを知ってもらおうとがんばっています」という。
他にインドのジュエリーや紅茶も扱っており、ヴェーダ占星術の専門家でもあるという。
チェコのキングギドラならぬドラゴンの木工民芸品を販売しているのが鹿児島県霧島市の酒造会社だ。この酒造会社で販売している霧島高原ビールの元になったのが本場チェコビールらしい。その縁でチェコ政府観光局の出先機関にもなって、酒造工場はチェコと薩摩の合同テーマパークになっているという。
親子で楽しめる「酒匠工房GENバレルバレープラハチェコ村」という長い名前なのだ。
このような個性あふれる独自の技術や商材を持った中小企業にとって、中国進出のチャンスになるかもしれないイベントがある。2011年8月4日から7日までの4日間中国上海で「上海国際ギフト展」が開催される。主催者によると、この展示会は出展社数500社、900ブースを誇る中国華東地区最大のギフト関連の展示会で来場者数も3万4000人を超え、年々増えているという。今年で6回目となる「上海国際ギフト展」、日本から150社、300ブースを予定しており、現在、出展申込み受け付け中である。(締め切りは6月24日)
中国へ進出している企業の販路開拓やこれから中国へ進出していこうとする企業はこうした展示会の活用というのはいかがだろうか。
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