東日本大震災による福島第一原発事故の影響を受け、わが国の約3割の電力を担う原子力発電のあり方自体が問われている。また、電力需要の高まる夏場を迎えるにあたって、いかにして電力削減を実施するかについて課題は山積みだ。そのようななか、独自技術で電力削減システムを開発した注目企業が山口県美祢市にある。
<パッシブ地中熱を利用した「ジオパワーシステム」>
巨大な蓄熱層である、われわれの足元に広がる大地。年間を通じて昼夜絶えず繰り返される太陽による蓄熱と夜間冷気による放熱により地中内の温度は、その土地の平均気温とほぼ同一の温度になる。「ジオパワーシステム」では、地中3.5~5m地点の温度を利用しており、夏は涼しく冬は暖かい熱が蓄熱される。
9日、NET-IBは、同社の橋本真成社長に地中熱利用の有効性とその想いについてインタビューを行なった。近日掲載予定。
(株)ジオパワーシステム
山口県美祢市秋芳町別府2604-1
TEL:0837-65-3511
URL:http://www.geo-power.co.jp/
【新田 祐介】
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