10日、福岡地区のみならず佐賀、熊本、鹿児島そして沖縄に事務局をもつ鉄筋継手研究会(事務局長:福岡県大野城市仲畑、 河村 貴夫代表)が、福岡国際会議所において例会を開催した。この鉄筋継手研究会は多様化する鉄筋継手に関する最新情報などを共有し、品質・施工管理について理解を深めるために組織された研究会である。
年2回行なわれているこの例会は、回を追うごとに参加人数が増加しており、講演内容もより実践的となってきた。今回のテーマは「機械式継手」となっており2部構成で行なわれた。1部は清水建設(株)生産本部の工学博士が実際の行なわれた工事の写真をもとに、施工実績や問題点、管理状態などを発表。実に内容濃い講演となった。2部は(株)富士ボルト製作所の優れた機械式の接続ボルトの説明と、それを実際に繋いでみる実演も行なわれた。参加者は熱心のそのボルトの使用方法などを目で確かめていった。
今回も例会は好評に終了した。盛況に終ったのは事務局の人々が、鉄筋の継手に関する知識を参加者により知って頂こうという熱意が伝わったためだと感じる。次回は12月内に行なう予定であり、興味がある方は無料なので是非参加して欲しい。
【道山 憲一】
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鉄筋継手研究会
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