JAF九州本部は、九州に停滞した梅雨前線の影響で大雨となった6月11日(土)、12日(日)の2日間の「冠水・水没」によるロードサービス(RS)救援依頼をまとめた。
それによると、九州管内のRS救援依頼(2,351件)のうち、「冠水・水没」による救援依頼は116件。なかでも、熊本市の広い範囲に避難勧告が出た熊本県内では、水があふれた道路(冠水路)を走行したことなどによる「冠水・水没」による救援依頼は99件と急増し、熊本県内の依頼件数全体の22.9%にのぼった。
かつて、2009年7月24日から26日には、福岡県を中心に記録的な集中豪雨による水害が発生した。同3日間で福岡県内が1,314件、九州管内では1,405件の「冠水・水没」による救援依頼を受け付けていることから、JAF九州本部では、近年は梅雨時期に限らず、集中豪雨が多発しており、今後もドライバーに対して大雨によるクルマの浸水に注意するよう呼び掛けている。
▼関連リンク
詳細のデータや「冠水路と水没時」JAFユーザーテスト(動画)は、JAFホームページ「地域情報」福岡へ
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら