わが国の住宅市場を詳細に渡り見続け、将来の住宅のあるべき姿を提唱している、リクルート住宅総研の主任研究員である島原万丈氏。島原氏は、これからのわが国の住宅市場のあり方を、的確かつ具体的な提案がなされた。
<リノベーションの可能性 (2)>
中古住宅の購入を検討したが、買わなかった人々(368人)の理由として75.5%の人々が「品質に対する不安」をあげました。構造の劣化や品質に対する不安です。その人々の中古住宅の品質評価は、とくに専門的な検査はせず、外観や内装などを自分で見た印象で判断したという回答が50%弱の数値で回答しております。つまり、建物のコンディションは、見た目で判断しているのが実態です。見た目の良さに加えて、インスペクションの普及が必要になってきます...(⇒つづきを読む)
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