今回、福岡市議会議長に自民党の森英鷹氏（東区選出）が選ばれた。NET-IBは、その経緯を「本来は実績からいって5期目の小畠久弥市議（西区選出）が一番、議長として相応しいが、人気がなくて自民党市議団内部から支援が得られなかった」と解説した。たしかに人気がないのは事実だ。

　ところが古参の名物議員は別の見方をする。「自民党のなかで小畠議員ほどあれだけ仕事のできる奴はいない。森議長なんか津田隆士（早良区、今年引退）の傀儡政権だ。引退したOBの影響を受けるなんてふざけた話である。自民党市議団は、みんな『仲良し子良し』のお遊戯集団。メダカの学校だ」と喝破する。言われてみれば『福岡市の自民党市議団は仲良しクラブ』という指摘の一面には同意する。仕事のできない政治家集団が徒党を組んでは福岡市民にとって不幸な限りだ。小畠市議に対しては「人格形成に励む」という条件付きで今後はエールを送っていこう。

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