(株)悠香(本社:福岡県大野城市、中山慶一郎社長)のお茶石けん『茶のしずく』の自主回収が世間を騒がせている。NET-IBでは過去5回にわたり、自主回収をめぐる問題を「自主回収、なぜ悠香のお茶石鹸だけが」「悠香のお茶石けん『茶のしずく』自主回収~それから」を通じて検証してきた。
加水分解コムギ末を使用している石けんはほかにも多数、市場に出回っているにもかかわらず、なぜ悠香の石けんだけが問題になったのか? 市場に流通した量の問題や、支持者からの圧倒的支持など、さまざまな理由が語られているが、「回収プロセスのミス」との指摘も業界関係者のなかでは強い。
悠香の中山社長は6月30日、東京ビックサイトで開催される「化粧品開発展 コスメティクスジャパン」で講演を行なう。演題は「6年で年商300億円! 悠香 急成長の秘密」である。本当なのだろうか? いよいよ悠香の本質そのものが問われるときが来た。
今回はヘルスケア事業部の田代宏が、『茶のしずく』自主回収問題について総括します。
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