北九州市は、東日本大震災によって岩手県釜石市で大量発生したがれきを、釜石市の要請に基づき、その一部を受け入れる方向で調整中であることを発表した。
今回の震災により釜石市で発生したがれきは約70万トン。現状では、仮置場が受け入れ限度を超えている状態という。また、市内で焼却する見込みも立っていない模様だ。その状況を受けて、北九州市は6月初旬に釜石市に対してがれきの受け入れを提案していた。
しかし一方で、北九州市で受け入れる量や時期は今後調整する予定となっているが、一部の市民からは不安の声があがっている。福島第一原発から直線距離で200km以上離れている釜石市であるが、市民の不安を取り除くためには放射線量の測定など、正確な情報公開を行なっていただきたい。
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