「2、3号機の再稼動を望む」
「玄海原子力発電所は国の指示による安全対策で評価を受けている」
「県民の文化的な生活を保障するために早期の再開を望む」
以上が、現時点で公開されている九州電力(本社:福岡市中央区、眞部利應社長)の「やらせメール」事件で、「やらせ」の指示・要請を受けて実際に投稿された原発賛成意見である。NET-IBの取材に対し、九電広報は「文書では公開していない」とした上で、上記の3件を口頭(同3件の漢字・仮名の遣い方については推測)で伝えた。
「やらせ」の指示・要請を受けて、玄海原発安全対策の説明番組へ賛成意見を投稿したのは141人とされており、未公開の投稿の実態については、社外有識者による「アドバイザリーボード」に調査を委ねるという。
【特別取材班】
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