東日本大震災の発生から4カ月が経った。8月を迎える宮城県石巻市などの沿岸部では新たな問題が発生している。そのひとつは、7月をメドに自衛隊の一部が撤退するため、自衛隊が運営していた各地の入浴施設がなくなってしまうことである。
猛暑日が続く8月、衛生上の問題はそれだけではない。石巻市では津波で流された家畜用飼料などから虫が沸きだし、鼻をつくような臭いが漂い、大量のハエが飛び回っている。住民は、駆除しても追い付かないハエに困惑している。
【新田 祐介】
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