きょう(12日)、一部で報じられている九州電力幹部と古川康佐賀県知事が飲食をともにした話について、九電側が調査を行なっていることがわかった。
九電広報担当は、会食を行なっていたかどうかの事実確認に対し「ただいま調査中のため答えられない」と回答。調査結果が出る時期については「不明」とした。
九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機の再稼動について発言権のある古川知事が、九電幹部と飲食をともにし、それが接待されていたとするならば、これまでの意思決定に不自然さを感じずにはいられない。
すでに古川知事と九電との浅からぬ関係は報じられており、NET-IBでも引き続き追及していく方針だ。原発マネー(交付金)を自己資産に還流させていた岸本英雄玄海町長とともに、古川知事も「原子力発電の安全性」という本来の議題から大きく外れたところで決断していたとなれば、玄海原発再稼動をめぐる、すべての経緯が『やらせ』だったということになる。
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