＜被害者の症状と医師の対応＞

　電話相談に寄せられた被害者の症状としては、初期段階では顔が腫れる、目がかゆい、手・足にじんましんが出るなど、典型的なアレルギー症状が出る。多くの人は、それから皮膚科で診察を受け、飲み薬を処方される。そしてアレルギーが治ったかな、と思っているとまた発症。これを繰り返しているうちに、パンやパスタなど、小麦を含む食べ物を食べた後、運動性アナフィラキシーショックを引き起こし、呼吸困難になったり、血圧低下、嘔吐、息苦しさ、血尿などの症状が出てしまう。呼吸困難により、救急車で運ばれた被害者も多いという...（⇒つづきを読む）

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