<休暇不正取得、民間なら懲戒解雇も...>
福岡市職員の不祥事が後を絶たない。新たに同市西区役所の男性係長と、環境局職員が休暇の不正取得を行なっていたことが発覚した。前者は偽造した医療機関の診断書を使い、今年(2011年)4月から6月までの間に計15日の病気休暇を取得。後者は出勤扱いとしながら計19日休んでいたが判明している。両者は停職2カ月の懲戒処分を受けた。
本来なら、この『給料泥棒』たちの名を公表すべきだろうが、あえて今回は公表を控える。しかし苦言を呈したい。もし、これが民間企業の場合であれば、もっと重い処罰であっただろう。場合によっては、懲戒解雇さえ考えられる。
そのほかにも、市職員の不正や不祥事は近年発生し続けている。08年から10年までには、飲酒運転事故、詐欺(日当の不正受給)、盗撮、痴漢、窃盗、傷害など、犯罪行為のオンパレードだ。今回の一件を受けて、「またか」という市民も多い。
もともと社会人としての『一般常識』が欠如しているのではないか。なぜ、そのような不正や不祥事が多発するのか。民間企業の従業員と比べて市職員は、"親方日の丸"の意識で、職場内が馴れ合いになっているのではないか。モラルや常識の欠如が蔓延しているのではないか――。不信は募る一方である。
福岡市は、この件で記者会見を行ない、「綱紀粛正を図る」としている。しかしながら同じような対処の繰り返しでは体質は変わらないと、過去が証明している。高島市長には民放テレビ局で活躍していた経歴があり、民間の厳しさはよく認識していることだろう。『部下の不祥事はトップの責任』ということを再認識していただきたい。
高島市長!! 職員から舐められていますよ!
勤務評価基準の改正、有能な若手を抜擢する人事制度の導入など、組織改革を断行しなければ市職員の意識はチェンジしない。まず、黒塗り公用車の運転手たちの部門は、民間に投げること。市職員約1万人を20%カットして外注化を進めることを提案したい。
多くの市民は、苦しい生活に追われている。市長!! もう一度、原点に立ち帰ってください。貴方は福岡市職員のために働くのでないのです。福岡市民のために貢献することが第一義の使命なのですよ。
【道山 憲一】
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