12日、イオン九州(株)は2011年4月5日に公表した12年2月期第2四半期の業績予想を発表した。当初、売上高は1,273億5,000万円と予想し、機能性インナーの「トップバリュ クーリッシュファクト」や省エネ関連商品など好調に推移した商品があったものの、全体的には東日本大震災の影響による消費マインドの低下、急速な円高の進行による景気の先行き不透明感により売上が伸び悩み、46億円下方修正の1,227億5,000万円とした。しかし、利益面は営業利益1億円の予想が在庫削減による商品の活性化や売価変更の削減に継続的に取り組んだことで営業利益は5,000万円上方修正の1億5,000万円、経常利益に関しては当初、3,000万円の赤字の予想だったが、2億4,000万円上方修正の2億1,000万円となった。四半期純利益に関しては当初、9億5,000万円の赤字の予想だったが、7,000万円上方修正の8億8,000万円の赤字となった。なお、四半期純利益に関しては資産除去債務に関する会計基準の適用にともなう影響額6億1,200万円の計上などにより8億8,000万円の赤字となっている。
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