福岡地区では老舗名門と呼ばれた看板製作業者の(株)協和工芸社が9月12日、破産準備に入った。同業者や取引先からは「老舗だったし、まさか潰れるとは...」と驚きの声が多数聞かれた。
通産業歴は約55年と古く、店舗内装業者や金融機関などに受注基盤を構築。とくに銀行ATMのサイン工事の実績は多く、業歴相応の知名度も高まっていた。しかし、ここ数年はジリ貧状態にあった。受注環境の悪化にともない、売上は落ち込み、採算性も悪化。2006年5月期には債務超過に陥り、以降の業績も低迷。08年5月期から10年5月期にかけては3期連続で赤字を計上し、債務超過額は約7,000万円までふくれ上がっていた...(⇒つづきを読む)
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