こども病院の人工島移転問題の再検証では、市民委員の公募やリアルタイムでのネット放映など、これまでにない思い切った先進的な手法を採用した高島市長。その一方で、再検証の結果がこれまでと同じ「人工島」ということになり、「結局、既定方針を追認しただけでは?」と、いぶかしがる声も聞こえており、高島市長への評価は真っ二つに分かれている。
市長支持派は、
「話が分かりやすく、声もとおって聞きやすい」
「ネットを活用した情報発信を進めたり、屋台問題を取り上げたり、若い感性を生かして、市役所に新しい風を起こそうとしている」
「これまでできなかった改革をしてくれそう」
などの感想や意見を耳にする。
一方、市長不支持派は、
「パフォーマンスばかりで中身が見えない」
「自民党などこれまでの古い勢力の傀儡ではないか?」
「既定路線を超えた改革はできないのでは?」
などの厳しい意見を聞かれる。
高島市長には、ぜひとも不支持派の声をひっくり返せるように、既定路線に縛られずに、信念にしたがって、思い切りやってほしい。僭越ながら、筆者の未熟な意見を言わせていただくなら、「政策・成長戦略系」と「改革系」は車の両輪。橋下徹大阪府知事も、大阪都構想という「政策・成長戦略系」の話だけでなく、職員基本条例など「改革系」の花火も打ち上げている。
しかし、現市政では、新ビジョンや屋台、自然エネルギー政策担当など「政策・政調戦略系」は打ち出しているものの、「改革系」の話を耳にしない。
高島市長!役人の担ぐ御輿に乗っているだけでは、ダメですよ!!役人からは、「改革系」のネタはあがってきませんから。
前市長の轍を踏まないように、ぜひとも「改革派市長」の旗も掲げてほしい。たとえば、有識者や市民による「第三セクターの仕分け」などは、どうだろうか。どの自治体もまだやってないのではないでしょうか?
いずれにしても、ご自分のカラーを思いきり出して頑張ってください!!応援している市民はたくさんいますよ!!
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