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高島市長へ愛の告知

第9回 『発信力』で私生活もオープンにしては?
高島市長へ愛の告知
2011年9月19日 07:00
<シリーズ第13回>

 昨年(2010年)12月の就任以来、順調な市政運営を行なっているかに見える高島宗一郎市長だが、市関係者の間から厳しい声もあがりはじめている。

福岡市役所 会議を公開して有識者らに市政の重要課題を審議させる手法については、市議会軽視であるとしてすでに疑問を呈したが、トップとしての姿勢そのものに疑問が持たれているようだ。高島市長は、マスコミうけする課題については強い興味を示し熱心に取り組むが、そうでない課題については、まったくやる気を見せないのだという。

 そういえば、市民生活の細かな課題について唸らせるような施策を打ち出したことはなく、屋台問題など世間の耳目を集めそうなものばかりに精力を使っている。たしかに前市長に比べ、露出は増えたし評判もいいが、裏を返せば大衆迎合の市政に陥る危険性があるということだ。売物の「発信力」について、勘違いしているのかもしれない。

 もうひとつ、市関係者が不信感を抱いていることがある。高島市長の離婚問題である。市長は、就任早々に離婚しているのだが、いまだにその事実を公表していない。市長選挙では、親子の写真を使ったパンフレットを大量に配布し、良き亭主、良き父親を演出しておきながら、半年もしないうちに離婚。プライベートのこととはいえ、最初に家族の姿を政治の場に登場させたのは市長自身で、離婚の事実を公表しない姿勢に、不信感を持たれるのは当然かもしれない。

 福岡市をアジアのリーダー都市にするというが、独創的な施策は何も提示されていない。お祭り騒ぎだけで達成できる目標ではなく、求められているのは地に足の着いた国際交流と、国内外の企業が福岡市を拠点とすることを望む環境の整備だ。それができなければ、「アジアの拠点都市」は、またしても掛け声だけに終わる可能性が高い。

 福岡周辺だけで露出が増えても市の現状は好転しない。国内外に「何を」発信するか、要は中身であることを、市長は自覚すべきだ。『高島宗一郎』という市長の実相が見えてくるには、いま少し時間が必要なのかもしれない。

【青木 義彦】


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