<再建が成功しやすい条件>
清田 再生した方が良い場合と、そうでない場合があると思います。田中先生は、その違いはどこにあるとお考えですか。
田中 事業を再生する場合、カギになるのが企業の特徴だと思います。特別な技術やほかにない得意分野を持っていると、再生のスキームは非常に組み立てやすいと言えますね。逆に、そういった得意分野がない場合は、民事再生にこだわらず、いったん破産手続を行なって再出発を図った方が良い結果を得やすいように思います。「この分野はあそこに任せないと」という強みがある会社はスポンサーがつく可能性が高まりますし、いろいろな角度から支援を受けることも期待できます...(⇒つづきを読む)
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