(株)リファレンス
業績ジリ貧、弱体化する財務状況
(株)塩見組
債務超過は解消されたが...
■コンクリート製品製造(佐賀)/福豊コンクリート工業(株)
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 現在精査中
代 表 : 硲 末弘
所在地 : 佐賀県三養基郡みやき町中津隈3388
設 立 : 1966年6月
資本金 : 1,000万円
売上高 : (10/3)4億7,334万円
9月13日、同社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は、成瀬裕弁護士(成瀬法律事務所、福岡市中央区赤坂1-3-1、電話:092-762-3090)。負債総額は現在精査中。
■魚養殖ほか(大分)/(有)豊後水産
内容 負債総額 円
代 表 : 五十川 文夫
所在地 : 大分県津久見市長目2-1305
設 立 : 1978年4月
資本金 : 1,400万円
売上高 : (11/5)約2億6,500万円
弊誌9月8日号「モルグ」にて既報の同社の債権者が判明した。同社は9月1日に大分地裁より破産手続開始決定を受けていた。申請代理人は古庄玄知弁護士(弁護士法人古庄総合法律事務所、大分市中島西3-2-26、電話:097-532-0744)。破産管財人は平山秀生弁護士(弁護士法人平山法律事務所、大分市中島西3-2-26、電話:097-538-2123)。負債総額は11億635万円。
■土木工事(熊本)/東輝建設(株)
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約2億円
代 表 : 馬場 清博
所在地 : 熊本市花立2-24-10
設 立 : 1973年7月
資本金 : 2,000万円
売上高 : (11/8)約2億円
9月9日、同社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。申請代理人は山之内秀一弁護士(山之内法律事務所、熊本市九品寺2-6-50 、電話:096-366-2886)。負債総額は約2億円が見込まれる。
■土木工事(長崎)/(株)有明建設
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約2億2,600万円
代 表 : 本多 克雄
所在地 : 長崎県雲仙市国見町土黒己5
設 立 : 1955年10月
資本金 : 2,500万円
売上高 : (10/5)3億4,719万円
9月11日、同社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は森本精一弁護士(森本精一法律事務所、長崎県諫早市高城町5-10、電話:0957-22-8100)。負債総額は約2億2,600万円が見込まれる。
■特集・福博流通戦争
JR博多シティの開業から半年 博多駅対天神の行方は
今年3月3日にJR博多駅の新駅ビル「JR博多シティ」が開業し、9月3日で6カ月が経過したことを受け、6日、業績が発表された。開業180日目の8月28日に累計来店客数が3,000万人を突破し、プレオープン(3月2日)から9月2日までのJR博多シティの累計来店者数は3,080万人。1日平均来店客数は16万6,000人で、平日平均14万1,000人、土日祝平均22万人であった。累計売上高は398億円で、アミュプラザ博多は191億円(計画比120%)、博多阪急は200億円(計画比108%)、地下1階飲食店フロアである博多1番街は7億円であった。アミュプラザ博多の好調要因としては、9、10階のシティダイニングくうてんと屋上庭園「つばめの杜ひろば」。くうてんの半年間の累計利用客数は230万人で累計売上は45億円、つばめの杜ひろばの累計入場者数は150万人を突破した。上層階からのシャワー効果が売上を伸ばしたかたちだ。
○集客、売上とも2ケタ増を維持
○新幹線利用と買い物はリンクしない
○好調さを牽引する店舗・売場は
○駅ビル=グルメの強さを示す
○ウエアと雑貨、化粧品を一緒に集積
○売上の大半は売れ筋が稼ぐ
○ファッションビルが示す天神の苦戦
○天神の強さにかげりが見えた
○JR博多シティのアキレス腱は
○反転攻勢に移れるか 秋の天神は目玉不足
○バーニーズ頼みの集客に限界
■特集・福博流通戦争
キャナルシティ博多「イーストビル」 通称「第二キャナル」オープン間近
キャナルシティ博多「イーストビル」通称「第二キャナル」の開業日が迫っている。開業日は今年9月30日。店舗概要は、テナント数は全16、店舗面積は約12,000m2。「第二キャナル」の誕生によりキャナルシティ博多は、年間200万人の来場者数増加と約60億円の売上増加を見込む。
■特集・福博流通戦争
福岡市中心地の地価動向 横ばいの天神と上昇の博多
国土交通省が実施した、2011年第2四半期(11年4月1日~7月1日)主要都市の高度利用地地価動向の調査結果によると、「福岡市中央区天神地区・商業地」の地価動向は、「取引価格が横ばいである」と鑑定評価員により分析された。流通戦争真っ只中の今、地価はどのように推移するのだろうか。
○天神地区は総じて横ばい
○博多駅周辺は若干の上昇傾向
■群雄割拠の健食薬系事情
流通パートナーとして需要を創造 健食の扱いは自主基準作り判断
大木グループ代表
(株)大木 代表取締役会長 松井 秀夫 氏
薬業界は、製配販(メーカー、卸、小売り)問わず、厳しい状況が続いている。そんななか、2011年3月期決算のグループ連結で売上高1,511億4,100万円、営業利益が70.8%と増収・増益を達成しているのが薬系卸の(株)大木。グループ代表で同社会長の松井秀夫氏に、DgS業界の今後の行方、セルフメディケーション推進にあたりヘルスケアの重要な商品としてクローズアップされているOTC(大衆薬)の役割、健食・サプリなどへの取り組みについて聞いた。
○OTCの必要性と価値
○流通パートナーとして
○今後の薬系卸に必要なもの
■企業アーカイブ
東電が売却するKDDI株の行方
株式市場の関心は、KDDI株の行方である。東京電力は福島第一原子力発電所事故の損害賠償の原資に充てるため、保有しているKDDIの株式を売却する。株式市場が低迷するなかで、どういった売却方式をとるのかに注目が集まる。携帯電話業界の勢力図に影響を与える可能性があるためだ。
○KDDI株は時価2,000億円
○KDDIが自社株を買い戻すとの観測
○"影の主役"はソフトバンクの孫正義
○孫氏が狙っているのは東電の送電事業
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