9月16日、バーニーズニューヨーク福岡店がオープンした。消費者の期待が高く、数多く集客したことは報じた。オープン直後の博多の人気クラブでは、さっそくホステスたちの間で「開業した?」「行く?」という会話が飛び交っていた。
てっきりバーニーズのことと思い、「さすが情報に敏感だ」と感心しながら「もう行ったのか」と聞くと、彼女たちは「バーニーズの話ではない」という。「それでは9月30日の第2キャナルの開業か」と問うと、重ねて否定された。彼女たちは口を揃えて「ドン・キホーテに決まってるじゃん」という。
ドン・キホーテは、中洲の商業施設「ゲイツ」2階に、九州地区では13店舗目となる中洲店を10月7日にオープンする。食品や日用品はもちろん、海外ブランド品やコスメなど4万5,000点のアイテム数にのぼる。福岡市内では、箱崎、西新、西月隈の3店舗のみで、天神、博多など都心部への出店は初めてとなる。
商業集積地として勝利するのはどのエリアか。また、勝ち組として生き残るのはどの店舗か―こうした議論がなされているなか、「JR博多シティは、開業の1カ月後に初めて行った」と話すホステスは、百貨店よりも中洲にドン・キホーテが登場する日を待ちわびているようだ。
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