長らくソフトバンク1社の国内独占供給体制が敷かれてきた米Apple社製スマートフォンの「iPhone」。ソフトバンク躍進の原動力となった同機種が、KDDIが展開するauから発売されるのではないかとの情報が流れ、話題になっている。
これを報じたのは9月22日付の日経ビジネスオンライン。iPhone5につき「ソフトバンクの独占が崩れ、auで11月にも発売」として、1社独占供給体制の崩壊を伝えている。ただ、気になるのは同様の内容を報じたプレスが1社もないことと、au自身も何ら正式には発表していないこと。さらには、Apple社やソフトバンクからもこの件に関する情報は一切公表されておらず、先の日経ビジネスオンラインの記事にも情報元となるようなものは一切ない。情報管理が厳格なことで知られるApple社だけに、au側の「フライングリーク」を心配する声が聞かれている。
当のauは、きょう(26日)、午前10時から新商品発表会を行ない、これをUSTREAMでも中継するとしている。注目のiPhone5がラインナップされるのか、はたまた、沈黙を守るソフトバンクが29日の自社新商品発表会でどのような攻勢に出るのか、熱い視線が注がれている。
※記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら