(株)ホッコク
業務提携で2期連続赤字の脱却なるか
(株)中野建設
回復基調に乗れるか
■金属加工(福岡)/(有)モンデ
採算割れ 事業停止 負債総額 約1億7,000万円
代 表 : 門出 正光
所在地 : 福岡県糟屋郡新宮町上府799-33
設 立 : 1990年12月
資本金 : 300万円
売上高 : (11/3)約1億3,000万円
9月19日付で同社は事業を停止し、事後処理を弁護士に一任した。今後は破産手続に入る意向とされる。担当は早川政路弁護士(森部・松尾法律事務所、福岡市中央区赤坂1-10-26、電話:092-771-2535)。負債総額は約1億7,000万円が見込まれる。
■電材卸売(長崎)/野村電材(株)
販売不振 破産手続申請準備中 負債総額 現在精査中
代 表 : 野村 美知子
所在地 : 長崎県大村市松並2-1131-19
設 立 : 2006年8月
資本金 : 1,000万円
売上高 : (10/7)約1億8,000万円
9月5日、同社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は長谷義明弁護士(弁護士法人山田正彦法律事務所、長崎県佐世保市谷郷町2-4、電話:0956-22-6248)。負債総額は現在精査中。
■水道資材販売(鹿児島)/藤田金物(株)
【続報】債権者判明 負債総額 約2億7,180万円
代 表 : 藤田 達郎
所在地 : 鹿児島県霧島市隼人町内1068-1
設 立 : 1954年3月
資本金 : 1,200万円
売上高 : (10/3)2億3,764万円
弊誌8月25日号「モルグ」にて既報の同社の債権者が判明した。同社は8月17日に鹿児島地裁に特別清算を申請していた。申請代理人は湯ノ口穰弁護士(照国総合法律事務所、鹿児島市照国町13-41、電話:099-226-0100)ほか2名。負債総額は約2億7,180万円。
■不動産賃貸ほか(東京)/中小企業管理機構(株)
日本振興銀行関連 破産手続開始決定 負債総額 約124億円
代 表 : 間渕 裕喜
所在地 : 東京都千代田区神田司町2-7
登記上 : 東京都千代田区飯田橋1-3-7
設 立 : 2007年3月
資本金 : 3億3,000万円
売上高 : (10/7)約10億1,200万円
同社は、9月14日に東京地裁に破産手続を申請、同日破産手続の開始決定を受けた。申請代理人は蓑毛良和弁護士(三宅・今井・池田法律事務所、東京都新宿区新宿1-8-5、電話:03-3356-5251)。破産管財人は蒲野宏之弁護士(蒲野綜合法律事務所、東京都千代田区内幸町1-1-7、電話:03-3539-1371)。負債総額は約124億円が見込まれる。
■福岡市への愛の提言・これからのまちづくり
地域密着の最高のおもてなしで九州・福岡の魅力を高める
(株)ホテルオークラ福岡 代表取締役社長 水嶋 修三 氏
今年6月、(株)ホテルオークラ福岡の代表取締役社長に新たに就任した水嶋修三氏。前JTB九州社長という経歴を活かし、地域密着かつ"最高の施設・最高の料理・最高のサービス"で九州・福岡の魅力を高めるため、どのような取り組みをしていくのか。水嶋新社長に話を聞いた。
○震災で感じたこと
○ホテル業としての課題
○これからの集客要素
■福岡市への愛の提言・これからのまちづくり
"世界一の庭師"石原和幸氏と新たに緑化事業「風花」を展開
モキチアンドパートナーズ(株) 代表取締役社長 中野 賢一郎 氏
現在、福岡でも急成長株として注目されているモキチアンドパートナーズ(株)。事業プロデュースを主に手がける同社は、都心・天神にある本社ビルでの壁面緑化に新たに挑戦する。今年7月、創業者の外山茂吉氏からバトンタッチし36歳で新社長となった中尾賢一郎氏に、これからの緑のビジネスモデルについて話を聞いた。
○緑化ビジネスの可能性
○緑を入口に事業展開
○身近なところから意識改革
■福岡市への愛の提言・これからのまちづくり
まだ発展の余地ある都市開発 水と緑と市民の共生を考える
吉田宏前市長から髙島宗一郎現市長に体制が変わり、飛躍が期待された福岡市だが、アイランドシティ問題を筆頭にまちづくりという面では課題が山積している。これからの都市開発について、"水と緑と市民の共生"という視点から検証してみたい。
○不十分な観光地の魅力
○都市緑化の方向性
○見捨てられた「川と湾」
○市民の意識改革を
○突出した分野が必要
■福岡市への愛の提言・これからのまちづくり
市有地売却における須崎ふ頭再開発への疑念
2011年1月31日、福岡市は、須崎ふ頭(福岡市中央区)市有地約1.2haを日清製粉(東京)へ売却を発表し、同社は新工場を建設するとした。日清製粉には、博多港から九州向けへ陸揚げされる輸入小麦の取り扱いは100%を占めることから、老朽化した鳥栖工場(鳥栖市)と筑後工場(筑後市)を閉鎖し、集約化と競争力強化を図りたいというねらいがあった。また、市側も市有地の売却と合わせて大手製粉業者を呼び込むことで、税収や経済効果に期待を寄せた感は否めない。双方の思惑が一致した買収劇だが、改めて須崎ふ頭の再開発問題を考察してみる。
○再開発は夢物語か
○足りなかった?解体経費
○VIP待遇の誘致
○地場業者の声 交錯する期待と諦め
○打ち込まれた杭
■企業アーカイブ
大王製紙・御曹司の解任劇の謎 借入金約83億円は何に使われたか
大王製紙(株)の創業家の三代目、井川意高(もとたか)代表取締役会長が解任された。同社の了解を得ずに、連結子会社から、個人名義で総額約83億8,000万円を借り入れていたことが発覚したためだ。使途先については説明を拒んでいるという。大王製紙に何が起きたのか。
○使途先の説明を拒む
○ファミリー企業の株式取得に充てたという説
○会長に祭り上げられた御曹司
○祖父は新聞用紙 父はティッシュで大成功
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