(株)アライアンス 代表取締役 中垣 昌康 氏
<積極的な会社公開>
――綿密な中期計画を立てられていますが、それをきちんと遂行していくための工夫とは。
中垣 金融機関出身の役員が、金融機関からの視点における事業計画作成のノウハウを熟知しています。そして、外部のブレーン――財務のエキスパートである公認会計士などに相談して作成しています。金融機関への月次報告は、以前から営業活動状況の細部まで報告していました。会社の現況を細かく公開することで、金融機関からは好意的に見ていただけます。また、社内にも積極的に公開しています。この3~5カ年の中期的な事業計画に現実味を持たせるため、新規案件をすでに2カ年分は仕込んでいます。そして、立地候補地周辺のマーケティングを行ない、他社と同等あるいはやや低めの価格を設定しています。常設のモデルルームを持つことで、広告宣伝コストをはじめとした販売管理コストを抑えられる分、顧客に対して他社より廉価で販売できます。先行投資的な観点で、常設のモデルルームを設置することですね...(⇒つづきを読む)
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